本題に戻ります。「モデルモード」で作業を進めています。改めてテーパーデフォーマを出してみてください。デフォルトの状態ではオブジェクトと比較してちょっと大きいのでデフォーマをオブジェクトに適したサイズにします。まず、オブジェクトマネージャからテーパーデフォーマを選択して、「属性」から「オブジェクト」タブを見てください。「サイズ」のパラメータを見ると最初は250の立方体であることがわかります。ここを、140、130、140と入力しなおしてください。ビューではデフォーマを示す枠が幅と奥行きが140で、高さが130の大きさになったと思います。
このデフォーマは葉っぱの先端部を細めるのに使うことにするのでもうちょっと上に移動させます。「座標」の「位置」を見てくださいX,Y,Z全て0になっていると思います。今回はこのデフォーマを上にもう少し移動させたいので、Y座標の位置に85と入力してリターンキーか右下の「適用」ボタンをクリックしてください。これでleafオブジェクトの上面にテーパーデフォーマの上面がぴったり合う位置に移動すると思います。
取り敢えずこのテーパーデフォーマの名前を「テーパー」から「上テーパー」とか自分で解りやすい名前に変更しといてください。
このテーパーデフォーマは、同じようなものをあとでもういっこ使いたいので、また新しくもういっこ出してきてもよいですが、面倒なのでこれをコピーして使うことにします。
コピーするのは簡単です。オブジェクトマネージャでテーパーデフォーマを選択して[Ctrl]+[C]キーを押した後に続けて[Ctrl]+[V]キーを押す。もしくはテーパデフォーマ自体をマウスで[Ctrl]キーを押しながらオブジェクトマネージャ上の他の位置にドラッグします。そうすると+マークが出つつコピーされたものが生成されます。まあ、いわゆる基本操作ってやつです。
さて、コピーしたテーパーデフォーマはそのままではコピーもとのオリジナルと全く同じ位置に重なってるので、先ほどの上テーパーを移動したときと同じようにY座標の位置に数値を入力します。85になっているY座標位置を-45と打ち直します。これでコピーもとのテーパーの下面と、コピーしたテーパーの上面がぴったり合う位置に移動してると思います。
このコピーしたテーパーの名前も「上テーパー」から「下テーパー」とかに変更しといてください。
因みにデフォーマの名前は日本語でも英語でもなんでもいいです。自分で解りやすい名前をつけてください。(慣れてくると名前がなんであってもどれが何なのか解るんですが、慣れないうちは同じ名前のものが複数あると混乱しがちだと思うのでリネームするクセをつけてください。)

次に、
いま出来た上下ふたつのテーパーをオブジェクトマネージャ上でふたつまとめて選択して、ふたつまとめてleafオブジェクトに入れ子にします。このように複数まとめて選択するには左クリックをドラッグして選択枠を出して選択するか、ShiftキーやCtrlキーを押しながら選択していくなど。です。
階層構造が次のようになっていればバッチリです。

下テーパーが上テーパーの子になっているような状態はNGです。あくまで上テーパーと下テーパーの階層は同列にしてください。